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コンサルタントとしての"生活環境影響調査"との出会い

株式会社森と水と

moritomizuto@air.ocn.ne.jp

· コンサルタント,生活環境影響調査,環境影響評価,調査機関,廃棄物処理施設

株式会社森と水と 代表の鎌田です。

コンサルタントとして仕事をして、気が付けば40年くらいの月日が経っています。

初めはごみ焼却場やし尿処理場などの、水質、大気汚染、騒音振動、悪臭などの分析から始まりました。

時には、ごみ焼却場の収集車のごみをいったん出して、ごみ質の分析を行ったり、同時に焼却施設の燃焼条件や排出ガス、洗煙排水、焼却灰の分析などを行いました。

暑い日も寒い日も幾度も経験し、廃棄物処理施設の仕組みがわかるようになりました。

当時は、廃棄物だけが仕事ではなく、河川や海域、湖沼などの水質調査なども併せて行っていました。

私が特に好きだったのが、騒音の予測でした。

県の公害技術センターに出向し、騒音予測や悪臭の分析について、徹底的に鍛えられました。

当時はコンピューターなどなく、電卓で計算するような時代であり、騒音予測の計算式や与条件などすべて頭に入っていないと予測計算などできない時代でした。

悪臭についても、悪臭物質の機器分析を徹底的に繰り返し行い、同時に官能試験についても経験を積むことができました。

時代はバブルの最盛のころでした。

全国各地でリゾート開発や、住宅団地、工業団地などの開発が目白押しでした。

同時に環境破壊も方々で深刻な状況となり、環境影響評価が本格的に行われることとなりました。

それから私の仕事ももっぱらリゾート開発、住宅団地、廃棄物最終処分場などの条例などに基づく環境影響評価が主となり始めました。

東北では、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県など全域で、関東では、東京都、埼玉県、茨城県、栃木県、千葉県、神奈川県等々、現場は関西地方にまでおよびました。

しかし、そのような時代は長く続かず、大型の開発事業などはめっきりなくなってしまいました。

そのような時にこの「生活環境影響調査」と出会いました。

もともと廃棄物処理施設の経験を積んでいた私は、それまでの環境影響評価の多くの経験を合わせて考えれば、より充実した仕事ができると考えました。

おかげさまで今日に至るまで、宮城県、仙台市、福島県、岩手県、山形県、新潟県、茨城県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、静岡県、島根県、沖縄県など、全国方々から声をかけていただくまでになり、先日改めて整理してみたところ、大小ありますが120件程度の事業におよびました。

この場をかりて、改めてご関係の皆様に感謝申し上げます。

今は、生活環境影響調査はもちろんですが、地理情報システム(GIS)も活用しており、生活環境影響調査書などの報告書中の地図はすべてGISで作成しています。

コンサルタントとしての経験をフルに活かし、生活環境影響調査に取り組んでまいります。

今日は、少し思い出話しのようになりました。

"株式会社 森と水と" をどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社 森と水と

tel: 022-378-7895