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企業のみなさんなどが、各地で新たに事業展開する際、計画する地域や場所の状況を予め調査する必要があります。スマートホン等でも気軽に位置情報がわかる便利な時代になりました。
ただ、単に位置がわかっただけでは、十分な市場調査結果は得られません。
その地域における最新の国勢調査結果等に基づいた年齢性別ごとの人口や世帯数等、また各種統計データ等との重ね合わせが必要です。
こうすることによって、地域の求めているもの、ニーズがわかってきます。
可能であれば、実際に現地でアンケート調査等を行い、さらに的確に補完することができます。
ここに示した図は、この第一段階である、iタウンページから特定の事業者を抽出し、住所録を作成し、CSVアドレスマッチングを行ったものです。街区単位の位置であるため、各施設については、さらに詳細に確認し位置を修正する必要がありますが、限りなくある業種の住所などから座標を得て、GISに展開し地図で確認することができます。
ちなみにこの例は、浸水想定区域、土砂災害警戒区域との関連性を見るために作成したものです。
福祉施設(この場合老人ホーム)の周辺のハザードを一目で確認できます。
また、GISの利点としては、地図を作成するだけではなく、一定の区域内等における施設数等の数値的な値を空間解析により得ることができます。
GISは、様々な分野、人々に活用できる有効なものです。
市場調査を行い事業展開の資料を作成したい、地域の概況が知りたい等々、ございましたらどうぞお気軽に声をかけて下さい。
